目標が達成できるようになる!ToDoリストのメリットを解説
なかなか自分の立てた目標を達成できることができない。そう悩んでいる人は多いと思います。そこで、この記事では、どのように取り組んでいけば目標が達成できるようになるのか、ToDoリストの観点から解説していこうとおもいます。
突然ですが、このブログを見ている皆さん、ToDoリストってご存じですか?
おいおい、そのくらい分かっているよ!
仕事とかで使われることがある、やることを書いたリストのことだろ?
はいそうです、自分がこれからすべきことを箇条書きにして書いたあのリストのことです。しかし、なんでいまさら、と思われた方もいらっしゃると思います。まあ、確かにいまさらといえばいまさらなんですが、それでも今こそ活用すべき素晴らしいものがToDoリストなんです!
今回の記事では、そんな見落とされ気味なToDoリストの強力な力を、詳しく解説していこうとおもいます!この記事を読めば、あなたも目標達成が楽になること間違いなし!
この記事が対象としている人
- 何かを新しくはじめるものの、いつも途中でめんどくさくなってやめてしまう人
- やることがいっぱいありすぎて、次に何をすべきかわからなくなってしまう人
- 身に着けたいスキルがあるけど継続できるか不安な人
この記事を読むことによって習得できること
- ToDoリストの書き方
- 達成したい目標をしっかり達成する力
- 仕事の効率UP
- 新しく始めたこと(勉強とかピアノとか)を習慣化する力
そもそもToDoリストって?
おそらく、ToDoリストは知っている方がほとんどだと思いますが、一応説明を入れておきます。
ToDoリストとは、これから自分がすべきことを書き留めておくリストのことです。ToDoの意味を考えればわかりやすいと思います。また、リストとありますので、すべきことを箇条書きにするのが一般的です。
このToDoリストは、具体的にどういった場合に用いられるかといいますと、
例えば、Aさんがいたとします。そのAさんは、超多忙で、次から次へと仕事が入ってきます。いますでに100個の仕事を抱えており、これ以上仕事が入ってくると頭がパンクしそうです。そんな時に、上司から
「A君、すまないが、これ・・・やってくれるよね?」
と、とどめの一撃を食らわせられました(軽くブラック)。この瞬間、すべての記憶がAさんの頭から消え去りました・・・汗。
こういった場合にToDoリストは使われます。
やるべきことが一つか二つなら頭の中でうまく管理できるのですが、上の例のように、100個以上ともなりますと、もはや頭の中ですべてを管理することは不可能です(聖徳太子でもあるまいし(?))。そういったときに、自分がやるべきことを紙なりボードなりに書き留めておくのです。
そうすることにより、次にすべきことが明確になり、いちいち頭を悩ます必要がなくなります。結果的に、リストを作るのと作らないのとでは、仕事の効率におおきな差が出てくるのです。
ここまで、ToDoリストの概要を説明しました。
成功する人はToDoリストをよくつくる!?
ToDoリストについてよくわかったところで、話を進めていきましょう。
実は、一説によると、収入が高い人ほどToDoリストを作り、自分の仕事(するべきこと)をメモして管理しているそうです。
いやいや、そんなのなんの根拠もないでしょどうせ。
そんなんで収入が上がってたら、みんなToDoリスト作ってるっつー話よ。
実際にToDoリストを試してから言ってよね!
やってみた人が成功していくんだから!
この一見何の根拠もなさそうな説ですが(成功するための〇〇の方法系はだいたい胡散臭いですから)、しかし一応筋は通っているんです。
そもそも、ToDoリストとは、仕事の効率を上げるためのものです。リストを作っておけば、すべきことが瞬時にわかるので、一つの仕事が終わればまたすぐに次の仕事へとつなげることができるのです。結果的に多くの成績を上げることができるようになり、成功への道へとつながっていくというわけです。
実際、一流の人ほど、この「効率」というものを重視します。
また、リスト作成によって、仕事と仕事の間の無駄な時間(次のことを考える時間)を減らすことができるため、時間にもゆとりが出てくるでしょう。そのほか、すべきことがたくさんあっても、紙に書いておけば、どの仕事も忘れずに済みます。
これらのことから、少しは成功する人がToDoリストを作るという説は、納得できるのではないでしょうか?どちらにせよ、こんなにもメリットの多いものなのですから、今からこの習慣を身に着けておいて損はないですよ!
目標の達成には習慣(積み重ね)が大事
いよいよ本題です。このブログに行き着いた人の目的は、目標を達成できる人になりたい!ということだと思います。そしてその裏には、人間として大きく成長していきたいという思いがあると思います(目標は途中経過でしかありません)。
ToDoリストを応用することによって、目標の達成は割とできるようになります。しかし、その前に、目標の達成に必要な、習慣の話をさせてください。
例えば、あなたは今とあるゲームにはまっています。そのゲームは友人たちの間ではやっており、みんなやっているとしましょう。そして、その友人のうちの一人か二人はそのゲームがめちゃくちゃうまいとします。その人たちはほとんど無駄のない動きで淡々とゲームで成績を上げていきます。
周りの人たちは、そんなゲームがうまい人をもてはやし、あこがれの的に。もちろんあなたもそのゲームのファンなので、ゲームがうまい人に強くあこがれるでしょう。いつしかあなたもゲームがうまくなりたいと強く願うようになると思います。
そんな時、あなたはどうするでしょうか。もちろん、ただひたすらゲームの練習をしますよね?そのゲームにはまっているのならなおさらのことです。そして気が付けば、かなりレベルの高いとこまで来ていた…なんてことはよくあることです。
つまり、自分のレベルを高めたければ(目標達成のために)、日々練習や鍛錬を積み上げていく必要があるということです。
これは物事すべてに言えます。例えば、ピアノを習っているのなら、教室での練習に加えて家での自主練によって必要な練習量は満たされます。その他、サッカーをしているのなら、まずはリフティングの練習から始めなければいけません。リフティングができるようになるまでには相当の練習時間を要します。
上記の例は、ほんの一例にすぎず、ピアノやサッカーができるようになったところで、あまり役に立つことはありません(プロは別です)。しかし、この練習を役に立つスキルに充てることで、真価を発揮します。
そんなのわかってる!
練習なんて何万回もやってきたわ!
まあ、そう焦らないでください。なぜ僕が習慣の話から急に練習の話をしたかというと、習慣の話の前提として、練習の話が必要だったからです。これから習慣の話に入っていきます。
まず、自分のレベルを高める方法として、練習が必要と話しました。しかし、ずっと練習を続けていくと、必ずぶち当たる壁があります。伸び悩む時期です。まだ練習が楽しいうちはいいのですが、伸び悩んだ時に心が折れる可能性があります。この伸び悩む時期は二種類あります。
まず一つ目の壁は、それを始めたばかりの頃の壁です。始めてみてみると、思っていたよりもそのスキルの習得が難しいことに気が付きます。この時の壁は、練習が楽しく感じている時期でしょうから、すぐに突破できます(壁もそもそも薄いです)。
もう一つの壁は、ある一定のレベルに達したときに、それ以上伸びる気がしないと感じる壁です。この壁は超えることが難しいですが、超えることができた時に大きく成長する壁となっています。そして、挫折する人のほとんどがこの壁に当たってしまった人です。この壁をプラトーと呼びます。
いわゆる停滞期ですね。停滞期は、それまでやる気にみなぎっていた人を徐々に衰退させ、やがてモチベーションが保てなくなります。この厄介な停滞期ですが、上の図からもわかるように、練習量が増えるとやがてスキルは上昇します。その上昇の時まで練習に耐えることができるかがカギなのです。
実は、プラトーに入っても、難なく練習をこなし続ける方法があります。それこそが習慣による練習です。
一度習慣がついてしまえば、なかなか消えづらく、昼ご飯感覚でこなすようになります。そうなってしまえば、あとはこっちのもので、プラトーに関係なくスキルは上昇していきます。
ここまで読んでいただければ、習慣の大切さがよく分かったと思います。では、どのようにすれば、習慣は身についてくれるのでしょうか?それについて、次の頁からお話しします。
ToDoリストを利用して習慣化しよう
習慣の身に着け方についてですが、ToDoリストを応用することで実現できます。
まず、習慣は、毎日同じことを繰り返すことによって身についていきます。同じ作業がくりかえされることで脳の中にその回路が作られるからです。あとは自動的にできるようになっていきます。ゲームを特にしたいと思っていなくても、なんとなくでゲーム機を起動させてしまう人は、ゲームの習慣が根付いています。
ということは、単純に毎日同じことを繰り返していけばいいことになります。しかし、この単純なことを達成することは実際はとても難しいです。次のようなポイントがあります。
- すべきことを忘れる(寝る前に「あっ、今日ピアノしなかったわ汗」)
- 練習や積み重ねがめんどくさくなる(明日、今日の分もやればいいか)
このポイントを克服しないことには習慣は身に付きません。しかし、安心してください。これらの難点をうまく乗り越えられる方法があるのです。その方法こそが、ToDoリストを作るということなのです。
対策①:すべきことを忘れる
まず、一つ目の難点である「すべきことを忘れる」についてですが、やるべきことを紙に箇条書きで書いてみましょう。やるべきことのなかで、すでに習慣となっていることは書かなくても大丈夫です。また、やるべきことを増やしすぎないようにしましょう。負担が大きくなると、挫折の可能性も高まってくるからです。
やるべきことを紙に書いたなら、簡易的なToDoリストの完成です。
「えっ、それだけでToDoリストの完成?」
はい、これだけでいいです。あまり項目を増やしても、ToDoリストにチェックを入れるのがめんどくさくなりますし、ToDoリストが作業化される(考えなくなる)恐れがあるからです。項目を追加するとすれば、時間に関する目標を入れるくらいでいいでしょう。
ToDoリストを作った後、一番大切なことは、普段から見える場所にリストの紙を貼っておくということです。リストを作って何気に満足してしまう人もいますが、作ってからが勝負です。毎日見るところに貼っておかなくてはいけません。
いつも作業をする机の上に貼っておくか、パソコンをよく使う人はパソコンに貼っておくかしてください。ToDoリストを活かしてあげることが重要です。
今日すべきことを達成できたら、箇条書きしているノルマの横にチェックを入れましょう。僕の場合は、「正」の字を毎日一画ずつ書いていくようにしています。
しばらくやっていると実感できますが、ノルマを達成してチェックを入れるときに、大きな達成感を味わえます。この達成感が成長につながっていくのです。
対策②:めんどくさくなる
しっかりノルマをこなそうと思っても、その日の気分によって、どうしてもやる気が出ないことはあります。これは人間の特徴として仕方のないことです。しかし、やる気を起こす(起こさざるを得ない)状況へもっていくことはできます。
例えば、プログラミングを学ぶとしましょう。独学も可能ですが、大概の人は、理解できたとしても、途中でやめてしまいます。理由は、めんどくさくなるからです。(しっかりした参考書を最初から真面目に読んでいくとめんどくさくなります。)
しかし、プログラミングのスクールに通った場合はどうでしょうか?お金を払って通うのですから、行かないなんてことはよっぽどのことがない限りできないはずです。結果的にプログラミングのスキルは身についていきます。
この例は、やる気を起こさざるを得ない状況へもっていくことができています。この考え方が非常に重要です。実は、ToDoリストを使うことで、この状況を作ることができます。
先ほどの対策①で、ToDoリストのノルマを達成するうちに達成感が出てくると書きました。すると、そのうちノルマを達成できなかった日には罪悪感を感じるようになります(個人差はあると思いますが)。この罪悪感から、めんどくさいからやらないという気持ちを抑えることができるようになるのです。
どうしてもめんどくさくなってしまうという人は、周りの人にノルマの達成を促してもらったり、何かしらの教室に通ったりということを考えてみましょう。
3週間続けて習慣化
一説によると、人間が何かの習慣を身に着けるには、同じことを3週間続ける必要があるとのことです。大体のことがこの期間継続することによって、習慣化することができるということになります。
ポジティブに考えれば、たったの3週間続けるだけで、習慣という武器を身に着けることができるというわけです。目標の達成には習慣化という考え方が重要なので、とにかく3週間は続けるように努力することが大切ということになってきます。
ToDoリストの書き方2つ
ここまで読んでいただければ、ToDoリストのメリットが十分お分かりいただけたと思います。
今すぐToDoリストを書きたい!
でもどういう風に書けばいいのかわからない!
そんなに堅く考えなくてもいいよ
あくまでメモ的なものだから
ToDoリストには「すべきこと」を書くのですが、何を基準に書けばよいかわからない方もいると思います。この項目では、おすすめのToDoリストの書き方を2つ紹介します。
- 時間で決める
- 具体的なノルマで決める
時間で決める
まず一つ目についてですが、リストにノルマを書くときに、時間による制約を決める方法です。
例えば、
「英語の勉強を1時間する。そしてそのあとにビジネス書を30分読む」
といったような具合です。
この方法では、「最低でもこの時間はする」というようなスタンスをとっています。
時間を決めることで、決めた時間だけはしっかりこなそうという意識が出てくるため、ただ漠然とノルマを決めて取り組むよりは効率的に達成できると思います。時間は貴重ですから、時間による制約は決めておくことをお勧めします。
この方法を採用する場合ですが、スマホについているタイマー機能を使うようにしましょう(タイマーなら何でもいいです)。きっちり時間をはかったほうが、より集中して取り組めるからです。
具体的なノルマで決める
次に二つ目ですが、この方法は、ノルマの量を具体的に決める方法です。少しわかりずらいとおもいますので詳しく説明します。
例えば、英語の勉強をするとします。その際に、ToDoリストにただ単に「英語の勉強をする」と書いただけでは、漠然としていて、日によって勉強量が違ってきてしまうかもしれません。なあなあでやっていくと、そのうち怠けるようになるのは人間の性です。
その対策として、「今日は英語の参考書の67ページから70ページを勉強する」という風に、一日によるノルマ量を具体的に決める必要があるのです。この時、今日はこのノルマを達成できるまで眠らないと心の中で誓います。
こうすることにより、怠ける可能性がぐんと減ります。
終わりに
今回はToDoリストの書き方について書いていきました。今回知ったことを実際に試していけば、きっと練習や勉強の習慣が根付いて、必ず大きな目標を達成できるようになります。まずは何事もやってみることです。だまされたと思ってToDoリストを書いてみましょう。そのスキルはいつかあなたの一生ものの財産になります。