電子工作に必要なものを8個に絞って紹介!
皆さんこんにちは。ロクと申します。
今回の記事では、これから電子工作を始めたいと思っている方に向けて、最低限度これだけはそろえておけば大丈夫というものに絞って必要なものを紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてもらえるとありがたく思います。
1:はんだごて
まず、電子工作を始めるとなったら、必ず買うべき道具がはんだごてです。
はんだを溶かして基板にくっつけ、配線をするときの接着剤として用います。
そしてこのはんだごてですが、高価なものはかなりの値段になるものの、最近では電気工作に使う分には申し分ない性能を持ったはんだごてが500円ほどでダイソーにも販売されています。
結局どのはんだを買うかは人それぞれの判断になりますが、これから始めるという方は、ダイソーのはんだごてをお勧めします。
2:はんだ
はんだは、はんだごてを使って溶かし、基板と導線をくっつけるために使います。
はんだごてと同様、電子工作をするとなったらないと困りますので、これもそろえておきましょう。
はんだはアマゾンなどのネットで買うのが手軽でおすすめです。
3:導線
次に必要なのが回路を作る際に必要となる導線です。
メッキ線を使うのが一般的ですが、ダイソーに売ってある園芸用の銅線を使っても支障ありません。
また、銅線は柔らかく、引っ張るとまっすぐ伸びやすいので、初心者には扱いやすいと思います。
僕は、まずはダイソーに売ってある銅線を使ってみることをお勧めします。
4:ピンセット
ピンセットは、導線を基板にくっつけるとき、導線をつかんだり、曲げるときに導線を押さえておいたりするときに使います。
この道具がないとはんだ付けははかどりませんので、必ずそろえておきましょう。
こちらもダイソーで販売されています。値段は100円です。
ピンセットの選び方ですが、なるべく先端がとがっていて、それでいて全体的にふにゃっとしていないやつを選びましょう。ピンセット一つで出来の良さと効率が断然違くなります。
5:ニッパー
こちらの道具は、余分な導線を切ったり、基板に着ける部品のリード線と呼ばれる余分な線を切ったりすることに使います。
ニッパ―もダイソーで200円ほどで販売されていますので、ぜひダイソーに行きましょう!
6:ラジオペンチ
ラジオペンチは、イメージしやすいように言いますと、「ピンセットよりも力強く導線を扱うことができるやつ」です。
ただ、ピンセットと比べると繊細さが劣りますので、ラジオペンチとピンセットそれぞれの利点で互いを補填しあうように使います。
具体的な使い道としては、まず、導線をまっすぐ伸ばすのに使います。やり方は簡単で、任意の長さにカットした導線をペンチとラジオペンチでつかみ、思いっきりぐっと引っ張ります。するとピンとなります。
また、基板上で導線を直角に曲げるときに、ピンセットで導線の根元を押さえ、ラジオペンチを使って曲げます。ピンセットとのコンビネーション技です。
ダイソーで200円で販売されています。
7:ペンチ
ラジオペンチと名前がかぶっててややこしいなと思うかもしれませんが、こちらの道具は、導線を強く挟むために使います。
主な用途は、導線の片方をつかんでペンチとともにぐっと伸ばすくらいですが、あったら何かと便利なので、そろえておくことをお勧めします。
こちらもダイソーで300円くらいで販売されています(ダイソーは神)。
8:電子工作キット
最後だけなんだかあいまいというか、大雑把だなという感じかもしれませんが、電子工作を始めるのなら、ぜひ電子工作キットを買いましょう!
キットには、工作に必要な「抵抗」や「トランジスタ」、「ユニバーサル基板」などが一通りそろっており、一つ一つの部品をちまちま買う必要がありません。
値段は2000~3000円ほどと、上に書いたものより多少お金がかかりますが、これから電気工作を始めるのなら、買っておけば必ず大きな力となってくれます。
アマゾンなどのネットで購入できますよ。
:補足
ここまで一通りの道具や素材を紹介しましたが、はんだ付けをする際に気を付けなければならないことがあります。
それは、はんだごての操作を間違ってしまって、机の上にこてさきを当ててしまい、机を焦がしたり表面を溶かしてしまったりすることです。
対策としては、表面に傷や焦げ跡がついてもいい机の上で作業をするか、別途電子工作用のマットを買うかということです。
このところは、後悔してからでは遅いので、しっかり対策してから臨みましょう。
それから、電子工作では、ほとんどの場合、マイコンと呼ばれるコンピュータを使います。下の記事で実際の工作を通しながら紹介していますので、よければご参照ください。
最後に
上に書いたもの以外にも電子工作で使う場合がある部品や道具はありますが、これから電子工作を始める初心者の方なら、上記のものを集めておけばとりあえず簡単なものは作れるようになります。
はんだ付けなどに慣れてきたら、そこからプラスで自分が必要としているものを買い足していくという流れがよいです。
それでは良き電子工作ライフを~。