初めての電子工作におすすめの作品
皆さんこんにちは。
電子工作に興味があるけど、これまでにやったことがないし、何から始めればいいのかわからん。
という方に向けて、今回は、実際に僕が作ってみたことのある、初心者におすすめの「まずは一度作ってみてほしい」電子工作を3つほど紹介していきたいと思います。
1:Lチカ
最もお手軽で、最も電子工作を実感しやすいものが、Lチカをやってみることです。
Lチカというのは、LEDをマイコンを使ってちかちか光らせることです。
これはぜひ、電子工作を始めたばかりの方に一度はやってみてほしいものになります。
ただ、あまりにも初歩的であることは事実なので、もうすでに一度なされている方もいるかもしれません。
そういう方は、次の項に進んでみましょう。
ちなみに↑のページでLチカをやっていますが、一度やってみたことのある方にとってもそこそこ手ごたえのある内容になっていると思います。
ぜひ一度参照してみてください。
2:タイマー
電子工作に少し慣れてきたら、タイマーなんかを自作してみるといいかもしれません。
プログラムの流れとしては、「変数を宣言→タイマの時間設定→マイコンのタイマ機能で時間計測→時間になったらブザーを鳴らす」のような感じでよいと思います。
あとは、ハード面で、7セグLEDやブザーを取り付け、自信で電子回路を作成し、マイコンとつなぐだけです。
やっているうちに何となくできるようにはなってくるでしょうが、おそらく始めたばかりの方には難しいと思います。
ですので、そのうち僕も実際にタイマーを作ってみようと思いますので、記事が出来上がったら載せておこうと思います。
ただ、自力で出来るし!って思った方は、ぜひチャレンジしてください。自分の力で成し遂げる経験が、レベルを大きく上げることになるのです。
3:電子オルゴール
こちらの作品は、電子工作を始めた方はもちろん、それ以外の人でも興味をそそられるものだと思います。
電子オルゴールを自分で完成させたときの感動は計り知れません。
ただ、こちらの作品、プログラムや電子回路の知識以外に、音の仕組みについても少しは知っておかなければなりません。
ですので、プログラムを含め、そこそこ難易度の高い工作になります。このページで紹介されている中では、ラスボスといった立ち位置でしょうか。
流れを一応箇条書きしていきますと、
- 圧電スピーカー、マイコン、スイッチなどを一つの基板にまとまるように回路を組む
- プログラムで、スピーカーから特定の音が鳴らせるように関数を作る(引数で音程と長さを指定)
- 演奏用の関数を別途作り、その中で2の関数を呼び出しながら音を作っていくことで、楽譜のようなものを作る
- 自分が作りたい曲数分、3の関数を作り、曲は選んだ関数を呼び出すことで流す。
のようになるかと思います。
ところどころ製作者のアイデアが必要になる部分がありますので、個性的な作品を作ってみるという意味でも、ぜひチャレンジしてみてほしい作品です。
僕もいずれ作ってみようと思いますので、その時はまた記事にまとめようと思います。
それから、以下の記事は、僕が前に電子ピアノを作ったときの記事ですが、もしかすると参考になるかもしれません。参照してみてください。
PICマイコンという新たな世界もある
ここまで、3つの電子工作について紹介しましたが、マイコンボードを使う前提で話してきました。
しかし、マイコンボードというのは、何かしらの工作に使っても、機能や性能が余ってしまいますし、毎回毎回組み込むのは少しコスパが悪いですよね。
「できることなら、もっと安価で、最低限の性能だけを搭載したマイコンで電子工作をしたい!」と思い始める方もいらっしゃることかと思います。
そんな方にお教えしたいのが、PICマイコンというものです。
ほんとに最低限の機能と容量しか持っていないのですが、コスパがとてもいい。また、処理速度も通常のマイコンボードと遜色ないものが多いです。
ただ、PICマイコンを始めるには、少しハードルがあります。
それは、「プログラムが少し原始的でむずかしい」、「プログラムを書き込むライターを5000円ほどで別途購入する必要がある」といった要因があるからです。
だとしても、PICマイコンを使えば電子工作にかかる費用を押さえられますし、原始的なプログラムを組むことで、自分で何もかも作り上げたような達成感も得られます。それに、自身のセンスを磨くことにもつながっていきます。
ですので、ぜひ電子工作を極めたいと思ったら、このPICマイコンという世界に足を踏み込んでみてはいかがでしょうか。
終わりに
いかがだったでしょうか。
電子工作はたくさんのわくわくや気づき、感動を与えてくれます。
今回紹介した作品を実際に作ってみたら、次は、ぜひご自身の考えたものを作ってみましょう。
そしてその作成物を日常生活に活用することができれば完璧ですね。
これからも良き電気工作ライフをお送りください。ではでは~。