初心者だった僕がゲームを作ることができるようになった方法

2022年9月6日

 ゲームを作ってみたいと思っても、いざ始めると何をすればいいのか全く分からないですよね。

 おそらくほとんどの人が、どのようなきっかけで学んでいけばいいのかということすらわからないと思います。

 そこで今回は、僕がゲーム作りを始めたころを思い出しながら、どのような経緯を経てゲーム作りを習得していったか話していきたいと思います。

この記事が対象としている人

  • ゲームを作ってみたいけど、どうすればいいかわからない人
  • ほかの人のゲーム作りの体験を知りたい人
  • ゲーム作りをするやる気や動機が欲しい人

初めてゲームを作ったきっかけ

 僕がゲームを作ったきっかけは、作ったゲームを使って友達をからかうことでした苦笑。

 どのようにからかうかといいますと、

 まず、その友達には「インベーダーゲーム」というあだ名がありました。(かなり独特。スペースインベーダーのことを言っています)

 なぜそんなあだ名になったかを話せばかなり話が長くなるので割愛します。

 そして、その友達をインベーダーゲームと呼ぶと怒るので、これは面白いと思い、自分でオリジナルのインベーダーゲームを作って見せてやろうと思いました笑。

 下の画像が実際に僕が作ったインベーダーゲームの様子です。背景のS 54も友達をからかう要素になっていますが、割愛します。

自作インベーダーゲーム
こんな感じのゲームです

 実は、前々からゲームを作ってみたいと思っていたので、なんだかんだいいきっかけになりましたね。

 このように、僕の場合は変なきっかけでしたが、おそらく皆さんも、人それぞれゲームを作ってみたいと思ったきっかけがあると思います。

 そのきっかけを手放さないようにしましょう。

ゲーム作りができるようになるためのリスト

 ゲーム作りができるようになりたい場合は、以下のようなことを意識してやってみると効果的です。


  • 初めからじっくり学ぼうとしない
  • 超簡単なゲーム作りを心がける
  • グーグルやユーチューブを活用する
  • メモや付箋を使うくせをつける

 さあ、上の項目をすべてメモって、毎日見返しましょう。(やる人少ないと思うけど(´;ω;`))

習得していった方法

 そしてここで問題なのですが、さっそくゲームを作るにしても、どのように始めればいいのか全く分からない!という事態が発生しました。

 とにかくなにか知れるものが必要だと思い、本屋に行ってゲーム作りの入門書を買いました

 当時は、これでもしかしたらゲームが作れるようになるかもしれない!という希望の気持ちでいっぱいでしたね笑。

 一番最初は、入門書の1ページから丁寧に読み進めていきました。

 しかし、そういう読み方をしていると途中で必ずめんどくさくなります。

 僕の場合も何度かめんどくさくなってやめてしまっています。

 そうならないためにも、一番最初から丁寧に読むのはやめましょう

 僕は、途中から入門書の使い方を変えて、丁寧に読むのではなく、どういった機能について解説しているか軽くチェックする感覚で見始めました。

 例えば、Unityでいうと、物体を移動させるときは

 transform.Translate(0,0,0);

 という関数を使いますが、この関数を覚えるのではなく、

 「へえー、こういう機能もあるんだね」

 くらいの気持ちで押さえておくのです。

 そして、この機能は使えそうだ!と思ったら、その機能について解説してあるページにふせんを貼っておくようにします。

 こうすることで、ゲームを作っているとき、あの機能を使いたいと思ったら、入門書のふせんが貼ってあるページを開けばすぐに確認することができます。

 さらに、様々な機能を使っていくうちに、覚えようと思っていなくとも、そのうち入門書なしでそのまま使うことができるようになってきます。

 これによって、割とスムーズに様々な技術を習得していきました。

まずは一つゲームを作ってみる

 入門書を購入して、ひととおり通し読みすることができたら、さっそく一つゲームを作ってみましょう。

 ものは試しといいます。やってみることで実力はついていくんです!

 といっても、何を作ればいいのか・・・、となる人もいるかと思います。

 そういう人の場合は、購入した入門書やyoutubeの動画などで紹介されているサンプルゲームを解説に従って作っていきましょう

 このとき、ただただそのまま作っていくのではなく、1工程ごとに、この作業にどのような意味があるのかを考えながら作っていくようにしましょう。

 作っていきながら、様々な部分で使われている技法を盗んでいく感じです。

 盗んだ技を、次に自分でゲームを作るときに応用していきます。

 そして、サンプルゲームを作って何となく雰囲気がわかった人は、そのサンプルゲームを自分の好きなように作り替えていくとよいでしょう。

 そうすることで、さらに実力がついていきます。

 ある程度作りかたがわかったら、ぜひ自分でオリジナルのゲームを自由に作ってみてください。

 この時気を付けないといけないことがあります。

 それは、初めに作るゲームはできるだけ簡単なものにしなければならないということです。

 というのも、ゲームというのは作るのにしなければいけない工程が山ほどあり、初心者のうちから大規模なゲームを作ろうとすると、必ず冒頭部分を作ったところくらいで挫折します苦笑。

とにかく簡単に作れるゲームをまずは作っていきましょう。

次々にゲームを作っていく

 一つゲームを作ってみると、ゲーム作りが意外と簡単に作れるということに気づきます。

 そこからは何となくゲーム作りのコツのようなものをつかんできて、次々とゲームを作れるようになります

 僕も、一つ目を作ってからは、割と多くのゲームを作りました。

 多くのゲームを作っていくと、さらに技術を高めていくことができます。

 また、自分の実力が上がっていくにつれ、市販の入門書や参考書では知識が間に合わなくなってくるので、そのときはgoogleを使って様々な人が書いてくれている知識を得ていくことになります。

 高みへ行けば行くほど自分で調べる必要が出てくるのですが、自分で調べることができるようになれば、どこまでも上へ行くことができます

 ここまでくれば、ちょっとしたゲームを作るくらいならお手の物、得意分野になっているはずです。

 そのまま上を目指していきましょう。

終わりに

 今回紹介したような順序で僕はゲーム作りの技術を高めてきました。

 だいた3か月くらいでそこそこレベルの高いゲームを作れるようになっていたと思います。

 まずは、試しに作ってみることが一番大事です。とにかく何かを作ってみようともがいてみてください!

 それではまた次回!

Unity

Posted by ロク