【Arduino】超高性能なマイコンを比較紹介!
皆さんこんにちは。
電子工作をやっていると、おのずとマイコンが欲しくなってきて、さらには用途に応じて使い分けるために種類をそろえていくようになり、中にはとにかく高性能なマイコンを欲しいと思い始める方もいます。
今回は、そんな人たちのために、僕が知っている中で個人でも手が届く範囲の中の最も高性能なマイコンを紹介したいと思います。
高性能なマイコンが必要になる理由
僕は少し前に、趣味でLEDパネルをマイコンを使って駆動させるということをしていたのですが、LEDパネルというのは、かなり処理速度の高いコンピュータを使わなければちらつきがすごいことになります。
そして、その時僕が使っていたマイコンはESP32 WROOM DevKitCというもので、ネットで1300円くらいで購入していたものでした。
基本的な処理に関しては、十分なスピードで行えるほどの性能は持っていたものの、LEDパネルの色の階調などを出す処理においてはどうしてもちらつきがでてしまうのです。
こういう画像系の処理を行う場合は、高性能なマイコンの必要性が出てきます。
次の項で、上の速度問題を解決するために見つけたマイコンを紹介します。
Teensy4.1について
今回僕が紹介するマイコンは、Teensy4.1というもので、ARM Cortex-M7を搭載しているものになります。
最大の特徴が処理速度でして、クロックが最大600MHzにもなります。
わかりやすく見るために、Arduinoと性能を比較してみましょう。
Arduino | Teensy4.1 | |
動作周波数 | 16MHz | 600MHz |
RAM | 2KB | 1MB |
フラッシュメモリ | 32KB | 8MB |
ピン数 | 26本 | 55本 |
価格 | 3680円 | 7040円 |
ほとんどの面で、Arduinoの性能を超越していることがわかります。値段がArduinoの約二倍とかなり高めの値段ですが、やはりこの性能を持ってこの値段は割安だと考えるべきでしょう。
また、Teensy4.1は、フラッシュメモリが8MBであると書きましたが、実際のところSDカードスロットがついており、そこにSDカードを差し込んで使えば、実質GB単位の記憶域を扱えることになります。
高処理速度と大記憶容量を兼ねそろえており、まさに、音声処理や画像処理のために生み出されたかのような代物です。
ただ値段が高い・・・
ここまでで、Teensy4.1がかなりの優れものであるということがわかりましたが、値段を見ると、やはりなかなか手が出ませんね。
この製品は、本気で電子工作をやってるガチ勢が買うべきものだと思います。ただ、そういう人にとってはかなりありがたい製品だとも言えます。
僕は、こちらの製品にかなり興味を持ってはいますが、買うかどうかはかなりの悩みどころですので、こちらの記事をみたガチ勢の方は、どなたかぜひご購入してみて、感想を聞かせてください。
最後に
でたらめに性能のいいマイコンを探していた方にとって、この記事が参考になったのならよかったかなと思っています。
いやー、ほんとにどうしよう。ほしい・・・笑
それではまた次回お会いしましょう~。