プログラミング学習に本を使うべき4つの理由
プログラミングを学ぶ際、最近では、ネットに出ている無料の学習教材が目立ってきています。
これまでよりはるかに手軽に安くプログラミングを学ぶことができるようになっているということです。
以前は参考書などの「本」を用いて学習を行っていましたが、では、現在では、プログラミングを学ぶときに本はまったくいらなくなったのでしょうか?
僕の意見でいうと、今の時代でもやはり本は必要だと思います。
なぜ僕がそう思うのか、今回は、そんな本について、メリットを4つほど紹介しようと思います。
ついでにデメリットも一応載せておいたので、参考にしてください。
プログラミング学習に本を使うメリット
1:深い情報が得られる
プログラミングを学ぶ際、一応ネットだけでもある程度は学習できるのですが、それでもやはり、ネットの情報は深い知識までは教えてくれません。
また、ネットは断片的な情報が載っているだけなので、どうしても深くまで掘ることができないのです。
それに比べ、本の場合、体系的に情報がまとめてあるので、やはり知識を深く取り入れやすくなっています。
また、体系的になっていることで、学習をしていっても、得た知識が混乱しにくいようになります。
学習の効率性や有効性を考えるとやはり本は持っておいたほうが良いといえるでしょう。
2:勉強している実感が得られる
本、特にプログラミングの参考書などはずっしりとして重いですよね。
その参考書を読み切ったとき、大きな達成感を感じると思います。
この達成感を感じるということは大事なことです。
なぜなら、達成感を感じることにより勉強のモチベーションが上がり、さらに上へとめざすようになるからです。
この点、ネットを見てみると、ネットはスマホやパソコン一台で済んでしまいます。
それでは、いくら学習をすすめても、手で書籍を持った時のような実感は得られません。
これによって、だんだん、なんだか勉強だりーという風になってしまい、続けることができなくなっていくのです。
勉強している実感を得ることで勉強を持続させたいなら、ぜひ参考書をつかって勉強しましょう。
3:途中メモ書きできる
本であれば、途中で気になるところや、自分の意見が出てきたときに、すぐにメモすることができます。
これは何気に重要なところで、自分の考えたことを紙に残しておくというのはとても大切です。
あとから見返したときに、当時の自分はこんな風に考えてたのかという分析や振り返りができます。
この、自分の当時の考え方というのは、とても貴重なのです。
だからこそ、それをメモ書きできる紙(本)というのは有効なのです。
また、プログラミングの学習となると、どうしても紙に書き込みながらのほうが理解しやすいことがあります。
プログラムのトレースなんかが格好の例です。そういったときにも紙の威力を発揮します。
逆に言えば、ネットは思いついたときにすぐに書き込むことがなかなか難しいです。
この点、本を持っていたほうが良いといえるでしょう。
4:手軽に開ける
本であれば、プログラミングの勉強をする際に、すぐに始めることができます。
なぜなら、ページをパラパラっとめくってそのまま読み始められるからです。
しかし、ネットを使う場合はどうでしょうか。
いちいちパソコンやスマホの電源をいれ、勉強用のサイトを開くか、ソフトを起動させる必要があります。
また、途中で広告がたくさん入り、そして、その日学ぶ予定のページまでの道が長いので、そこを開くまでが煩わしい。
勉強する前にこんなにもめんどくさいことをしてしまっては、やる気は失せてしまいます。
このネット学習の一連のプロセスが、だんだんと学習をめんどくさくさせることになっているのです。
その点、本はすぐに目的のページに行けるので、優れているといえるでしょう。
一応本を使うデメリットも紹介
1:お金がかかる
本の大きなデメリットは、やはりお金がかかるということでしょう。
素材費や人件費などがかかっているのでしょうが、書かれている情報にそれだけの価値があるということでもあります。
しかし、お金がかかってしまうというのはデメリットの一つであるので、この点を考慮する必要はあるでしょう。
2:持ち運びが不便
ほんは、なかなか持ち運ぶことができないという点もデメリットになります。
文庫本くらいの大きさなら問題ないと思いますが、プログラミングの参考書となると、かなり大きいですので、持ち運びはしにくいです(できないことはないけど)。
そのところ、ネットをみれば、スマホ一台、持ち運び簡単なので、どこでも場所を選ばず勉強ができます。
まあでも、家でしか勉強しないという人は、本を用いても差し支えないでしょう。
一応一つのデメリットとして覚えておきましょう。
3:ページめくりが煩わしい
本で学ぶとき、いったんページを開いたまま、そのページを見ながら両手を別のことに使うときがあります(例えばプログラムをパソコンに打ち込むとき)。
そんな時、一度手を離すと、ページを押さえつけておくものが何もなくなり、本が閉じてしまうときがあると思います(特に、ページの最初と最後のほうになりやすいです)。
この、ほんのページを押さえつけておかなければならないところが煩わしくなってきますよね。
この点も欠点といえるでしょう。
ネットであれば、ページを開いたまま、勝手に閉じることもなくそのまま見ることができるので便利だと思うと思います。
本を使うときは、このことについてはどうしようもないので、何か重さのあるものをページの端に乗せておくか、書見台を使うかしなければなりません。
終わりに
いかがだったでしょうか?
本のメリットとデメリットを紹介しましたが、デメリットを踏まえても、本はまだ有効だと感じていただけたのではないでしょうか。
とにかく、しっかり学びたいのなら、本を用いたほうがいいと思います。
ネットも、もちろんとても有効なので、そういったツールも時折もちいりながら学んでいけると理想的ですね。