AIの頼り過ぎで思考力ダウン!?

AIに依存しすぎると人間の批判的思考を行う能力を妨げてしまう可能性があるという論文が出たらしいので共有します。
参考記事->https://japan.cnet.com/article/35229476/
内容について
Microsoftとカーネギーメロン大学の研究者により公表。
論文では、労働者がAIを使って日常的な業務やリスクの低いタスクを自動化することで、「長期的な依存と独力での問題解決能力の低下」が起きる恐れがあると指摘されているそうです。
何が問題なのか?
長期的な依存と独力での問題解決能力の低下の何が問題なのでしょうか?少し考えてみます。
まず、長期的な依存についてです。
依存するということは、それなしでは仕事や勉強等の日常タスクをうまくやっていけない状態であるということです。
ですので、AIが一時的にでも使用不可になると、途端に何もできなくなるようになるおそれがあるというわけですね。
これは少し厄介ですね。もしこれから未来永劫ずっとAIを使用することができることを約束されているなら特に心配なさそうですが、急にAI禁止!なんて言われると依存していた人は途方にくれるということになります。
次に、独力での問題解決能力の低下についてです。
たとえ独力での問題解決能力が低下したとしても、AIが代わりにやってくれるのならなんの問題もなさそうです。(そもそもAIがやってくれるので、必要なくなって能力が落ちたということでしょうから)
ただ、先程の依存と絡めて考えると、AI禁止!となれば、自分一人では問題解決できずに途方にくれるということになりますね。これはリスクとして考える必要がありそうです。
技術革新のたびに思考力低下の危惧はあった
記事中では、次のような記述がありました。
“ また、技術革新には、人間の認知能力が低下するのではないかという心配が付きものであるとも指摘した。例えば、ソクラテスはものを書き留めることに反対したし、トリテミウスは印刷に反対した。また教育者は、長年にわたり電卓やインターネットの使用に警戒感を抱いている。”
なるほど、確かに新しいものが出るたびに便利になる一方で頭が悪くなるのではないかと考える人はいつの時代でも一定数いますね。
以前、電卓を使うと計算能力が弱っていくからあまり使うなと言っている人がいたのですが、じゃあそれを全く使わずに仕事や勉強を進めるのが総合的にいいのかと言われたら、間違いなくNoですよね。
あくまでも僕の意見ですが、そもそも、電卓を使用したとして、それによって計算力が落ちたと感じることはないですし、もし仮に気づかないうちに計算力が落ちていたとしても、必要無いから落ちただけなので、微塵も困ることなどありません
計算力ダウンの程度と、生産性アップの程度を天秤にかけると、圧倒的に生産性アップの恩恵のほうが大きいでしょうから、電卓は使ったほうがいいというのが僕の意見です。
おそらく多くの人が同じような考えなのではないかと思います。
AIについては、まだどのくらい悪影響があるのかわからないので慎重さが必要だと警鐘を鳴らしているのでしょうが、たくさん使ってもそんなに日常生活で困るほど思考力が落ちるようではないとわかれば、警鐘を鳴らしていた人までもが当たり前のように使っていくようになるんじゃないかと思います。
最後に
記事では、「絶対思考力が落ちる!」と断定しているわけではありません。これからAIを使ってみて、どうなっていくか注意深く様子を見ていく必要がありそうです。
今のところはどちらにしろ、思いっきりAIだけに頼り切るのではなく、ほどほどに使っていくことになりそうですね。