0.3mmシャーペンを買う前にみてほしい|後悔しないように
皆さんこんにちは。
学生の方ならだれでも使うシャープペンシル。その中でも特に、0.3ミリのシャーペンはスタイリッシュな感じがしてかっこいいですよね。
勉強のときにつかうためにほしいと思う気持ちもわかります。
しかし、0.3ミリのシャーペンを買う前に、本当に買うべきかどうか、自分に必要かどうかを、この記事を参考に判断してもらいたいと思います。
というのも、実際に僕はしばらく0.3ミリを使っていたのですが、その時個人的に使いづらいなと感じた部分が出てきたからです。
あくまで僕一個人としての感覚によるところが多いのですが、体験談として読んでくださると幸いです。
0.3ミリはデメリットが多い
これから0.3ミリシャーペンを買おうとしている方に、最初から否定的な意見を言ってしまって悪く思いますが、はっきり言うと、0.3ミリはデメリットが多いです。
おそらく、何となく見当はつくと思います。とりあえず見ていきましょう。
デメリット1:すぐ折れる
この点については百も承知でしょう。
そもそも芯がすぐに折れてしまうのはシャープペンシル自体の欠点です。
そのうえ、0.5ミリならまだしも、0.3ミリともなると折れすぎて作業ができません。
上の一文を読んで、「そんなことわかってるよ」と思った方、
想像以上に0.3ミリのシャーペンはすぐに折れます。
シャー芯が折れたのでシャー芯を新しく出して、その次の瞬間には折れている、なんてこともあります。
僕の場合は、普通の人より質圧が高いと経験的にわかっているので、そもそも0.3ミリとは相性が悪いのですが、一般的な人でも、0.3ミリはすぐに折れる印象があるようです。
デメリット2:高価
一般的に0.3ミリのシャーペンは、0.5ミリのものと比べ、値段がやや高めに設定されているようです。
大した差がない商品もあれば、0.3と0.5で100円ほどの差があるものも見かけます。
というのも、0.3ミリのシャーペンというのは、製図などの緻密な作業をするために用いられる特殊用途を想定しています。
そのため、企業側もあまり売れないだろうという前提で値段をつけることになり、したがって高価になってしまうようです。
少し以外ですが、そもそも0.3ミリのシャーペンは字を書くために作られたわけではないのですね。
デメリット3:字が薄くなる
0.3ミリのシャーペンは簡単に折れてしまいますので、もし字を書くなら、かなり力を弱めて書かなければなりません。
そうなると、必然的に字が薄くなってきて、ふにゃっとした字になってしまいますよね。
そういった字は、ほかの人にとってとても読みづらいものとなります。
自分がわかればいい思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、勉強で使うならまだしも、書置きなどのように誰かに見せる場合はやはり濃くはっきりと書いた方がいいです。
字が薄すぎて読めないのであれば、字の本来の意味が失われてしまいます。
やはり字が薄くなるのは大きなデメリットといえるでしょう。
メリットも一応ある
ここまでさんざん悪い面を言ってきた0.3ミリシャーペンですが、もちろんメリットとなる面も持ち合わせています。
ここからは、0.3ミリを使う理由となりうる利点について解説していきます。
メリット1:細かい線・文字が書ける
最も強力な利点はこの「細かい線や字が書ける」という点でしょう。
0.3ミリシャーペンは、もともと製図・描画など、先端の細かいペンが必要な作業に合わせて作られています。
そのため、そういった緻密で細かい線を書く必要がある場合に有効な道具といえるのです。
ただ、字を書く場合はそこまで細かい筆記は必要ないと思われますので、勉強などにわざわざ0.3ミリのシャーペンを使う必要はありません。
メリット2:スタイリッシュ
0.3ミリのシャーペンは、シャー芯がかなりスタイリッシュに見えます。
0.5ミリでも普通に細いのですが、それでももっとスタイリッシュなシャー芯が欲しいという方にとっては0.3ミリはメリットでしょう。
この点については機能性ではなくあくまで人の感性によるものですが、かっこよさも重視する方ならこの点は重要といえますね。
自分の用途に合わせて買おう
結論を言いますと、シャーペンを買うときに0.3ミリを選ぼうと思っている方は、まずは自分がどのような用途で使おうとしているのかよく考えてみましょう。
0.3ミリはそもそも細かい作業向けに作られた特殊用途のものです。
細かい作業をする方の場合は0.3ミリを、それ以外は0.5ミリのシャーペンで事足りるなら0.5ミリを極力選びましょう。そっちの方が損はしないです。