Unityのコンポーネントについてわかりやすく解説

 皆さんこんにちは。ロクと申します。

 普段からゲームをたくさん作っており、Unityにはそれなりに詳しいと自負しております。

 今回の記事についてですが、Unityでゲームを作る際に、「ゲームをゲームたらしめている」といっても過言ではない”コンポーネント”について解説していこうと思います。

Unityを勉強していく中で、コンポーネントっていう言葉をよく聞くけど、いまいち何のことなのかよくわからない。
コンポーネントについてわかりやすく教えてほしい。

 こんな方にぜひ読んでほしい記事となっています。

コンポーネントとは?

 まずは、コンポーネントの言葉自体の意味についてみていきます。

 コンポーネントは、日本語で「部品」という言葉が該当します。

 まさにUnityでも部品という考え方が当てはまるもので、”オブジェクト”につけたり外したりできます。

 そして、コンポーネントはそれぞれ独自の機能を持っており、これらをつけることで、自分の目的にあった機能を実現できるようになります。

 逆に言えば、コンポーネントをつけなければ、ゲームとしての仕掛けは作れませんので、コンポーネントはまさにゲームの心臓部といえます。

Unityで言うとどれのこと?

 言葉で説明されてもピンとこないと思いますので、実際に画像を示します。↓

 この画像では、Squareオブジェクトを作成し、このオブジェクトのコンポーネントについて示しています。

 コンポーネントは、この画像の右側の赤枠で囲まれた部分です。

 実を言うと、コンポーネントとはインスペクターに表示されているこれらの項目のことなのです。

 オブジェクトが持つすべての機能は、このインスペクター上に表示されているコンポーネントで実現されており、これらがオブジェクトの多様性を生み出しています。

 すべてのオブジェクトからすべてのコンポーネントを排除すると、どのオブジェクトももれなく空のオブジェクト(EmptyObject)になり、すべてはもともとここからスタートしていることがわかります。

 カメラにもCameraコンポーネントがついていますし、SquareにもSpriteコンポーネントという絵を表示させるものがついています。

 ゲームを動かす原動力である”スクリプト”でさえ、オブジェクトにアタッチした時点でコンポーネントという扱いになるのです。

復習しよう

 今回の記事はだいぶ短めですが、ここらへんで終わりにします。

 その前に、最後にここでコンポーネントについて復習しておきましょう。

コンポーネントについて・・・

  • コンポーネントは「部品」のイメージ
  • オブジェクトはコンポーネントが集まってできている
  • Unityではインスペクターに表示されている

 それではまた~。

Unity

Posted by ロク